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「海馬」について

脳の中には「海馬」と呼ばれる記憶の保管庫があります。記憶中枢の中にある「海馬」はちょうど記録されたビデオテープを保管する倉庫のようなものと考えるとわかりやすいでしょう。

この海馬とは「タツノオトシゴ」の別名でもあり、形が似ている事からこの名称がつきました。

海馬のある位置はだいたい人間のこまかみ周辺にあり、左右一対で脳の他の部分と一緒になっています。海馬自体は小さい組織ですが約4万個もの神経細胞の集合した組織です。

海馬の構造は神経細胞が中心に向かっており、この構造はどこまでいっても続いています。規則正しく繋がっている構造はパソコンや精密機械の配線を思わせるほどです。

実際に海馬に記憶が蓄積されるメカニズムは、人間の脳や耳など五感から送り込まれた情報を大脳の新皮質で受け取り、新皮質で情報を分析し、各カテゴリー毎に(情報ごと)に細かく切り分けて海馬の中心にある歯状回という場所に送られます。

ここから海馬内にあるC1、C2、C3と呼ばれる場所へ情報が送られリレー形式のように情報を伝達し一周して再び大脳新皮質に送られるメカニズムとなっています。

一度、大量に受け取った情報をC1、C2、C3を経由することで分析、整理を行う的確な情報として大脳新皮質にもどす仕組みです。ちょうど水道水の浄化装置でいえばフィルターのような役割と分かりやすいでしょう。

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